2012.06.11
自然に微笑むことができるとき
他者の微笑みが集まってくる
自然に 不平不満を募らせているとき
他者の不平不満にからまっている
たくさんの人に支えられている
僕ひとりでできた物事など
ひとつもないように思っている
でもそう思っていながら
知らないところで他者に嫌な思いを
させてしまったりもきっとしている
いやしている
すべてのつながりが愛情深い関係で
結ばれているわけではないけれど
関わるすべての生命にご縁を感じ
感謝していきたいと思っている
思いが器を形づくるのなら
まだまだ壊れやすい器だけれど
生きているあいだそのことから
目を反らさずに歩んでいきたい
宮沢賢治がいつか書いていたように
欲はなく自分を勘定に入れず
ただ静かに笑っていられるような
人でありたいと思う
そういうものに
そういうものに